回転する球体の上で [コトバのプール]
あるとき
世界は
反転する
奇跡のように
あっさりと感動的に
目に見える
世界の奥行き
空の青さの輝き
道端の小さい花のささやき
夕暮れ時のご飯が炊ける甘い香り
たくさんの窓にともるオレンジの温もり
自分を通過するすべては
はずんで光って喜びの
リズム
この幸福がみんなに伝染して
世界が
幸せになればいいのに
一人でゆれるブランコ
その足元にころがる
スコップ
今日はもう
おうちに帰ろう
そっとそっと
この気持ちを
落としてしまわないように
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ふぅ。
きっとひと段落
つらいことの後には
世界を一皮向けた自分で
見つめなおすことはできるから
けえはいつだって
笑うのです
それだけは
なにをいわれても変わらないよ?
自分のことは自分で決めて生きていく
だけど一人じゃないから
一緒に、笑って
できればあなたも。
笑顔を送ります。
だってぐるぐる回る地球で
ここからどっかへ逃げ出すことはできないし
自分から逃げることもできないから
あなたも
あなたのはなった言葉から逃げられない
でも人間は
ちゃんと言葉で伝え合って
話し合って
かわっていくこともできるんだよ
自分がそうしたいならね
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