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くらべてはいけない。 [生き方]

 

幸せかというと
けして幸せ、ではないと思う。
まだ途中
探して、悩んで、見つけて、考えて、感じて
日々暗中模索。

幸せかどうかはあたししだい。
幸せを感じられるかどうかは、あたしの気持ちひとつ。
幸せかどうかは、あなたには決められない。
裕福かどうか、美しいかどうか、賢いかどうか、恵まれているかどうか、
幸せそうかどうか、健康かどうか、才能があるかどうか、
そのどれもが比較するための基準でしかなくて
較べることで人は
本当に満たされ満足するのだろうか?

あたしは違うと思う。

足がない人を哀れんで、自分には足があるからあなたよりはましだと
その人に面と向かって言うだろうか?


だけど、人は言う。
見なさい、あの足のない人を。
あなたには足がある。
なら自分で歩け、立て、そして何かを成し遂げよ。
なぜならあなたにはその二本の足があるのだから
それでいいじゃないか、それだけで恵まれているではないか。
なんと幸運なのだろう、なんと幸せなことだろう
足のない生活を考えて見なさい。
不便でしょう、不満でしょう、苦しいでしょう、そして不幸でしょう。
さぁ、感謝しなさい、自分の幸運に、恵まれた人生に
感謝し、喜び、幸福だと、有難いと、その脚を大事に生きるのだと
ささやくんだ。
大きな声では言えないくせに
面と向かって言わないのに
なんで?何でかな?

物を大切にしろとか、恵まれない子供たちにとか、環境を大切にとか
分かっていても守れないことばかりで
知っているのになにもしないままでいるのに
何故?出来もしないやりもしなことばかりもっともらしく大きな声で
大きな文字で、いたるところで正しいことを振りかざす。

正しさと、本当は違うのに
まるで同じことのように受け止めて
消化していくしかないのかな?

もどかしさを、このわずらわしい言葉たちを
取り除いて
ただまっすぐ物事をただありのままに見るなら
あたしたちはきっとくるっているように見えるんだろう。

空にかかる虹が永遠じゃないように
あたしたちもずっとは続かない
空にかかる虹をきれいだと思うように
ただそこにあるものをそのまま素直に感じて生きていけたら
きっと、こんな風に世界はずれたまま汚れていかないのに
あの虹を手に入れようとして
あたしたちは火を放ち、土を掘り返し、塔を気づいて
空を汚した。

遠くにあるもの、近くにあるもの、ありのままに受け止められるほど
人間は強くなくて
だけど、それをゆがめて手のひらで確かめるくらいの賢さがあって
なにに本当のことは全然分かってない。
あたしだって分かってない。
毎日が明日を壊していくのに
なにかをすればするほど、かすれて遠くなる、なないろのヒカリ。

あたしたちは
並べなくていいのに並べ
較べなくていいのに較べ
そうやって「価値」を手に入れて
いまだに届かない虹にあこがれて
光化学スモッグでくすんだ空の下
きれい、という感覚もかすれていって
較べることでしか分からなくなって痺れたこころで
今日も疲れて、眠る。

何も手に入れないまま
深く眠る。

    



ハルなので、眠くて、あったかいのでからだがかるくて
風が強いとこのままどこかへいってもうもだらないような
そんな気分になるよね。
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