どこへいったの? [コトバのプール]
「まめの花」
朝目が覚めると
てのひらの中でちょこんと
その言葉が置き去られて
なんともいえない愛嬌を振りまいていた
そっと唇を尖らせて
部屋の隅っこへ吹き飛ばす
忙しい朝に思考はいらない
淡々とただ出かけるという目的で
今日の気分を丁寧に自分に振りかけてゆく
慎重にでもすばやく
だいたいいつもどおりのあたしを作る
仕上げにぬるくなったコーヒーを一気飲みして
日経を折りたたんで
ざっと今日の予定を頭で反芻して
必要なものを思い浮かべる
へやを見渡す
それと、目が合う。
思わず笑ってしまい
その後ではっとして靴につま先を押し込んだ
「余計なものは持ってきてはいけません」
頭の中でちかちかするゴシック文字を振り払って
あたしは手を伸ばしてそっとポケットにそれを押し込んだ
早番が続くとどうにも寝不足
今日電車の中で思いっきり知らない人に寄りかかって寝てしまいました
ありえないくらい恥ずかしくて
なんども謝って謝りすぎてもういいです!っておおきなこえでいわれちゃったょ。
あ~びっくり
なにごともほどほどに
当たり前のことですが今月はもう累計100時間越え。。。。
やばぃ。。。。
もっと遊んで買い物して飲んでいろいろしたーい!!!(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」オオオオオッッッ
今日は会社のK君と下校w
うちの会社の人はなにかと一緒に帰る。
まさに下校、って感じで寄り道なしで
どうでもよさげなはなしをぽつぽつして
駅までの数分で仕事の自分を解きながら変える
ゆうぐれなんてほぼ見てないけど。。。
だいたい一緒の時間だとなんとなく待ってる感じになって
なんとなしに一緒に帰る。
なんとなく懐かしい感じ、下校。
淋しくてあったかくて走り出したいけど、終わって欲しくない
いつまでも引き延ばしたい時間は
こういうなんでもないときにそっとガーゼのように
かぶさってくる
この苦しい感じが大事でこころの栄養なんだ
なんだかなにかを書きたくて
一生懸命からだの中に溜まった
橙色のとろとろした液体をそっとそっと運んで帰ってきたよ
はぁぁあ!!なんかながぁいお話が書きたいなぁ
へやにこもってもんもんとしたぃ!したぁあああい!!!うがぁぁあ
とかほえてみる。
がぉ
ふにゃふにゃのあたし。が、最近読んだ本!!
これすっげいかわいい!んでいい!なんかさぁ愛するっていいよねぇ
しんじるっていいよねぇ
コレじゃなきゃダメなんだというものにあたしは出会おうと思った
何回も思ってるけどさらに強く、絶対に思った。
あまりないようなでももしかしたらよくあるじぶんがしらないだけかもしれない
いろんあにんげんとにんげんのかかわり、営み、こころのありようについて
淡々と単調なリズムに乗せて伝わってくるのは
生々しい人となりだ。
このひとのはなしってすっげぃ怖い。でも読んでしまう。
いやな怖さではなくて必要な怖さ。知ってる、こういうの、ありかもっていう
どこにもいかない物語の行方はでもきっともうありのままそのままできっと
それぞれのしあわせの形が息づいているんだろう。だからお祝いの言葉なんだろうか?
ドキュメンタリーか小説か分からなくなるようなドキュメンタリー
とても不思議な味わいの立ち位置で、でもだから最後まで読んでしまう
うまれてきて生きて、しんでゆくことって本当に人それぞれだよね
そしてそれでいいんだよね
あたしはいつか自分の命で何かをともすことは出来るだろうか?
遠い国で心中した19歳の女の子の死に身体のどこかに
ちかちかするランプのスイッチが入った一人の男の人が女の子の足跡を
ちょっと離れた場所から追いかけてゆく話
けしてひとの人生を勝手に美化するでもなく、死を否定するでもなく
丹念に取材して、その割りに自分の感覚をメインに書いている。
この-おんなの子にとっては本望かもしれない。
- 作者: ヒキタ クニオ
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/06/13
- メディア: 文庫
んでゴーカイ、でもっていがいと弱くて、でもしぶとくてなんかなぁ
わらっちゃえ!とか思えるんだ。
こーすりゃいいんだよ!まず笑え!喰え!寝ろ!ってね言われてる気がする
食事の場面がとにかくよだれがでるくらいうまそーなんです。
表紙買い。14歳の少年の日記。
少年っていいよねぇ。誤解を恐れず言うけど少年とはとても良い
現実的に見るときたなくてちょろちょろしてるけどでもさなんかまっすぐな感じ
地平線見てる感じ、なみだをこらえて上を見れる感じが少年だ
だからかって読んだ。んでちょっとはぁぁ、ってなったかも。
ここに出てくるようなこどもはきっといっぱいいるのかもしれない
そう思って、ため息で、でもなにも出来ないんだ。
こういうとき自分の手の平はとても小さい。
生きて意味とかについて考え始めたらこの本を読もう!
けえはこの人の本好き
僕のなかの壊れていない部分 からはじまってすっと好き。
生きてるってなんだろう、どう生きたら幸せになれるだろう
自分は生きていていいのかな、なぜ生きなきゃならない
そう言う答えにたどり着く思考のヒントがこの人のお話にはちりばめられてる
悩んだら、そうか草に座ってみるのもいいかもしれない、みたいな一文があって
それがね深く、からだの裏側にあたらしかぜを通した。
なんだそうじゃんって、分かっていたことにまた気づかせる、そんな力があるからいいんだ。
やっぱり好き
重松パパ。
男の人視点の男の子ってどうしてこんなにいいんだろう。
そしておんなの子はやたら強くて潔くてなんだかかっこよい。
だから出てくるなかでもおじさんを妙に応援したくなるんだよね
そいういう戦略だろうか?
いま読んでいる本
結構読み応えあり!このひとの本好きなんだ!
たぶんおきていることは普通なんだけど妙にまじめで静かな主人公と濃すぎる
周辺人物がとっても美味。
こういうくらしいいなぁとか
かってに作家はこの本に近いくらしをしているんだろうなぁ、いいなぁって妄想。
忙しい割には結構読んでる、けえでした
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