「ひとつ」はたくさんあっていい。 [text＆catalog]
覚えてるかな。
いつか話した、「いつか」の話。
寒いのに、桜が満開で
夜の蛍光灯は真っ白に輝いて
ポッケに両手を突っ込んで
肩をぶつけるすれすれでかわして
なんとなく隣同士、体温が上がってゆくのを
感じてた。
もしかするとそれは自分の熱だったかもしれないね
君はあの日のままの瞳の強さで
あのときよりはっきりと
「いつか」をその目に捉えてる
あたしのなかの記憶
君の中の記憶
すれ違って重ならないまま
正しさを主張してたけど
今思えば
何だって良かった
なくすときは
壊すときは
消してしまうときは
なぜだかあっけない
お気に入りのグラスが
割れるときみたいに
机の上のグラスが
支えを失って
地軸に引き寄せられていく
その瞬間に
壊れ逝く正しさ
さっきまでそこで
影を落としていた
グラスの輪郭を
不注意や偶然が
奪う。
ソレが壊れるということを
「ほんとう」には知らなかった
壊れることは知っていても
それがなくなるかもしれない
明日を知らないまま
笑っていられたことに
ただ驚く
自分のうかつさに
何度でも驚く
もしかしたら
あたしたちは
なくしたものを
忘れて生きてるのかもしれなくて
おそらく
あたしたちは
知らないうちに
いろんなものを所有し続けている
だけど
ほんとうに欲しいものは
これから手に入れる
何かではなくて
実は
はじめに手にしていて
いつの間にか
壊れたりゆがんだり
変わってしまった何かなのかも
なくすんだということ
壊れてしまうんだということ
そしていつか死ぬってこと
諦めでもなく
怯えるのでもなく
ただ受け入れて
愛したい
フロウズンの歌。
大空に響く声。
このバンドは声で
すごく大きな振動で
あたしを揺さぶる。いつだって。
無理やり駆けつけた
ライブハウスで
大勢の人に囲まれて
あたしはひとりで
それが気持ちよかった
寄りかからずに
痺れていく足もそれでよかった
ここに集まった人たちは
それぞれに一人でやってきて
きっとそれぞれの家の灯りの元に
帰ってゆくから
みんな一緒で
みんなそれぞれで
そしてそこにいた人たちは
ひとりづつ同じようで違うたった「ひとつ」を
両手に受け取って
ちょっとだけ白く光っていた
フロウズンのライブに、ちょとまえになるけど
行ってきました。
俊に「トラックバックしてよ」とそういや
ずいぶん前にいわれたきがする
あれっていつだっけ？ターニングだっけ？
約束は果たした。（よねｗ）
フロウズン、けえの好きなバンド！！
なんかさ～共感するより共振する
こころがふるふるする。
それもね、よくわかんないまま
ないちゃったりするから
かな～りけえにとっては
ずっしり主食系なバンドなのです。
けえは、ボーカルの富ちゃん（富田雅奥）が
歌うときに真っ赤になるときがすき
富ちゃんの声は深紅。深い、深いあか色。
富ちゃんの声を聞いているとき
あたしの血液は踊る。
一瞬で沸騰する。
すごくやさしくて、滑らかで、そして怖いくらいに深い
彼の音色はけえにとって
一生なくしたくない大切。
良かったら聞いてみて
失恋ソングが多いかな？どうかな？
- アーティスト: フロウズン
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2005/08/03
- メディア: CD
昔インディースでＣＤを出してたときに
帯の文章を考えたりゆかりの深いバンドです。
このところ体調よくない+なんだかまた家の揉め事大勃発。
けえんちの親戚は金に汚い。
ほんとうに恥ずかしいよ。しかも自分にもその血が
流れていると思うと恐ろしい思いです。
なんかこれがすんだらまたいろいろはじめよって思う。
ジムもまた行きたいし
なんか習い事したいな。
ゴスペルとか習いに行きたい。
身体の中の澱を出す時間が必要だなと思います。
いまは怒りをひたすらエネルギーに変えるのみ。
戦いは続くのです。
…ひめだった人です（笑）
この名前は、捨てました。
人間、方向転換も必要です。
時々、過去を懐かしむ事を欲してしまいます。
やっと見つけたわ。
フロウズンに、感謝。
by あや☆ (2005-10-10 23:42)
うは★ひめたん！うほぃ！げんきかえ？
うはは！感動の再開？もしや？
どうよ～新生活はうまく行っているのかしら？
やまちゃんで飲んだのが最後だね。
過去をなつかしむことも必要さ。
そして方向転換も必要さ。
わざわざ岩に突進していくことはないのよ。
＞やっと見つけたわ。
みつかっちゃたｗここで小学校のときの親友に再会したし
ぶろぐってすごいねぇ！
なんかうれしい。またきてね。
あいたいよ！
by ke_co_ltd (2005-10-10 23:51)