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海が行く夢 [提出箱]

0902お絵かき032.jpg

海へ
行った

海は
うたた寝

ほうっておかれた間に
そっと足の親指で
海をかき回すと
泡が生まれて
海が夢を見た

海の夢を見た


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勇気なんていらない。 [提出箱]

君はこう言った
「もっと勇気をだせたら違ってたかもしれないのに
 僕は弱い人間なんだ・・・はずかしいよ」
それを聞いた私はこう答えた
「勇気なんて必要ない。そんなものくそくらえだ」って
彼はびっくりした後に笑って
「そーゆーとこがうらやましいんだ、その勇気をわけてくれ」
私は黙ったまま笑って
彼にこういった。

****

わたしは勇気のない人間だ
簡単なこと
勇気を出して何かをしたことがない

やりたいことはやる
やりたいからやるだけで、そこに勇気は必要ない
必要なら調べ、学び、情報がそろうか、時が来たら
実行する

インターネットがあって
情報へのアクセス手段、量、スピードは格段に
性質をかえた

とにかく知らないなら調べればいい、解らないなら勉強すればいい
理解できないならそれを理解できないということを知るべきだ
その上で不足部分をどうカバーするかを考えればいい
それだけで
君の抱える不安は半分は減るだろう
そしていままで使ってきた勇気というエネルギーは
不安を恐怖を克服する勉強に使えばいい

もちろん何か新しいことを始めれば
トラブルもハプニングも起こるだろう
しかし、想定どおりにはいかない
というところまで含めて想定の範囲内なんじゃないか

それでもまだ
勇気が必要なら2つのことに気をつけたほうがいい。

ひとつは一回しか使えない勇気があるってことさ

不安や恐怖はいつだって
まだ経験してもいない失敗や、嘲笑を
耳元にささやいて成功の一歩手前で
人を躊躇させ、引き返しさせたり
諦めたりする手助けしかしない

そんなときの勇気は
自分に足りない部分
至らない部分から漏れ出してくる
不安や恐怖を
一時麻痺させるモルヒネだ

だからこそ勇気を使うのであれば
その後が肝心だ
踏み出した後の出来事を
自分の経験にし、自信を得な
ければ
同じことをもう一度やろうとするときには
もう効かない

勇気を出して飛び込むなら
その勢いのまま
手につかめるもの
目に見えるもの
耳にしたこと全部を
自分のものにするんだ
全力で全身で掴み取れ

それができないまま振るう勇気は
無謀な挑戦や
一時の気の迷いでしかないんだ

もうひとつ
君が勇気をふるって何かをしようとするとき
どんなに学び調べようとも克服できない恐怖がある

それは
君の「こころ」だ

人からどう思われるか
人がどう反応するか
あるいは、無視されないだろうか
馬鹿にされるのではないか
嫌われないか、愛されないのではないか

自分がどう思われるか
コントロールしたい
自分の思うとおりに評価されたい
受け入れられたい、
愛されたい

「こころ」は求める
自分がやったこと、成し得たこと、獲た物ではなく
外からの声と視線と言葉を
自分の経験や、満足や、実感ではなく
他からの評価と、賛辞と、拍手を

しかしそれがどうだというのだろう
大概の人間は
何かと比較して良いだの悪いだのいい合い
根拠のない感性で美しいだのみっともないだのと嘯く
世間体や、常識を振りかざしながら

本当の価値というものが存在するならば
それは
もうただ比較でも言葉でもなんでもなく
ただ感じるだけであって
それが
他の誰にも伝わらないものだとしても
自分にとって大切だということが解る
そこにあるのは雄弁な沈黙だ

勇気は、対象を必要としないところで発揮される
それは人がいるところで為されるのではない
自分一人でも静かに為されるもの
それが実際のところ、純粋な勇気なのではないかな

結局のところ目的を達成することこそが
肝心なのであって
そのためにはまずは
はじめることと継続することが重要なんだ

そのために必要なのは
実は勇気なんかではない
覚悟と受容さ。

勇気がなくていいんだ
覚悟を決めて臆病にはじめればいい
そしてこれから起きるどんなことも受け入れて
自分の力に変えていくんだ

***********************************

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やさしさについて [提出箱]

それはもう
ずっと昔のことだけど
小さいころあたしは
他の人と自分の区別がつかなくて
いつもはみだしてぐちゃぐちゃだった
人が転ぶのを見て痛がったり
自分は面白くないのに
一緒になって笑いだして
今度は止まらなくなって笑い続け
よくわからないのに一緒になってうなづいて
知りもしないのに聞いたままを人に話し続けた。

それは不安で不安定で不確かな揺らぎ。
いつもぷるぷる揺さぶられて揺らいで固まらない
出来損ないの寒天ゼリィみたぃに
ふるふる、ほろほろ、融けかけた雪だるまみたいに

あらかじめ書いてあるとおりに進んでゆく物語は
だから
安心して飛び込んでいける世界だった。

本の中に書いてあることのほうが
本当のことだと思ってたわけじゃないけど
いつもそれは始まりと終わりがあって
あたしに小さい達成感を与えた。
幸せ、と満足。
まとまった型に収まった人生の見本がつづられている
あたしはその中から選べばいいと思っていた。
いや、うそ。
半分逃避。
半分は妄想。

でもやめられなかった。
生きているのはつらい。
だっていつか死んじゃうから。
だから怖いことからは逃げて逃げて逃げて
理想の答えと人生を物語に探して
固まらない、だから震え続ける
ふるふる、ほろほろ、


どれが本当のけえなん?みせてみ?

そう言って強く抱かれた

小さい、ちいさい世界。
その腕で
あたしは狭くて小さくて確かな枠に
型抜きされて
初めて固まった。

ずっと震えていた心がぴったりと
ひとつの場所でほっと息をついた。

だけど、それは確かすぎて
そしてそれは狭すぎて

最後だったとき
君は笑った。
見てないけど胸のところが
くつくつ言ったから
それで、あたしには解った。

あたしは背中の両手をほどいて
自分のと彼のと、つま先をみた
足踏み
手のひらを胸に置く。

だめだよ。
もう、この腕には
入れないよ
だめだよって、笑った・・・

いっこづつ取り出して
そこにやさしさを置いたから
後ろに一歩、下がって彼を見ることができた

なんて顔をしているの。
抱きしめたらそれは愛になるから、
温度で優しさが蒸発してしまうから。
だからそっと両手を拡げて
全部逃がしてください。
夕暮れはなんて
こういう日にふさわしい

愛じゃないよ、それは優しさだよ、ありがとぅ。
できることなら小さな箱につめて
きれいなリボンを掛けて贈り物にしたいけど。

2人の間に残ったもの
それがやさしさでした。

*******************************************************

やさしいってなに?にお返事でした!
ちょっと恋愛仕立てでどーでしょw

週末はお雛様project★始動!
といっても飾っただけですが
いつかは嫁に行くべく!やはり飾るのです!
おうちの別嬪のお姫しゃんとお内裏様のおなーりーです。
P1000245.JPG

だれかけえを嫁にもらってくだーさぃ。
それか息子を紹介してw

金曜日の新橋デビュー!!
楽しかったです。
あのさかなくんプロづースのお店でお刺身三昧!うんまーな週末!
愚痴も言ってすっきりんこ!
P1000243.JPG


ごっそり乗って1800円のお刺身!
お店のお兄さんがいろいろサービスしてくれて
高瀬貝の串焼きとかサービスでたくさん出してくれました!
それで3000円だよ!やすすぎる!
つぶれないのかなぁ?
ちょっと心配になりましたが
そのうちまたいきまーす




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これが読みたい2009!!/1月② [提出箱]

えーと、午前中かかってUPした、はずの記事が!!
きえてますねぇ~、いやはや、これ完全犯罪の域だよぉ
はぁああ

しかたない気を取り直してもう一回!
待ったく覚えてないので
まっさらな状態から多少自暴自棄気味な読書感想文をかいちゃうぞぅ

さっきの記事ではきっと神様が納得いかなかったのでしょう
そう消えてよかった!
だってもう一回考えて書くことができる
一回考えて、吐き出して
空っぽになったからこそかける言葉があるはずなんだよ
じゃなきゃ、なんできえるわけ?ってことだもの。
けえのブログをたまたまのぞいて
紹介した本を読んで
その本の中にたった一行、たった一言かもしれないけど
その人が今、その瞬間に必要だって思える
そんなことが書いてることがきっとあるはずで
そういうことのために人はそれぞれなんやかんや行動して発言して
くっついたり離れたり動き続けるんだもんね
よし、書いてるうちに元気になってきた!
いくぞぅ!

★完読⑤冊目
ネクロポリス(上・下)

ネクロポリス 上 (朝日文庫)

ネクロポリス 上 (朝日文庫)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/01/09
  • メディア: 文庫

ネクロポリス 下 (朝日文庫)

ネクロポリス 下 (朝日文庫)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/01/09
  • メディア: 文庫


ずぅっと読もうと思ってたんだけど
恩田陸は文庫でそろえ始めたから買えないでいた
待望の一冊
よくこれまで我慢した!自分!
一気読みしました。
けえの読書タイムは通勤+お昼休みの正味3時間ほど
月間で112時間ということになるんだけど
7時間くらいで読み終わってしまい
もったいなくてもう一回通読しちゃいました
あぁ、おいしかった!ご馳走様ぁぁって一冊。

ミステリーの謎解きは早い段階で解決するけど
そんなことより、V.ファーの設定とかね、
民俗、習慣、儀式のかずかず
描写の数々がとても秀逸で、
アナザーヒルにいきたい、いってみたいと思う
実際夢の中でいってきました!w
そのくらいどーんと迫ってくる世界観
最後の数ページのところはけえの認識があまくて
あとから調べたら、ネットで調べてというよりも
図書館に行くことにしました。
というくらい歴史とか、宗教とか、民俗とか
よわいなぁ、とちょっと反省。でもいい機会なのでちょっとお勉強しようっと。

死ぬことや老いること、そういうことをもっと明るく前向きに
話せる社会って日本では無理なのかなぁ?
いまの冠婚葬祭って日常とは切り離されてるけど
それでほんとにいいのかなぁってちらっとかんがえてみたり、ね。

通算6冊目
押入れのちよ

押入れのちよ (新潮文庫)

押入れのちよ (新潮文庫)

  • 作者: 荻原 浩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/12/20
  • メディア: 文庫

けえの大好きな作家さんです。
おすすめは神様からひと言 (光文社文庫) だなぁ
最初に羽田で買ってこの作家をしるきっかけ。
軽快で、機転が利く文体、かつほろっとくる
ほんとに好きです
絶対はずさない、いいたいことはこれなんだね、ってことを
シンプルに大切に書いてそれが鼻につかない
とても素敵です。

この短編は全体にひやっとかはっとするものばっかり
なのにとちゅうに 必ずそっと笑ってしまう場面があって
それがいいんだな。
こわくない、けどよく考えるとこわい、いやきっと悲しいお話で
でもそれに甘い砂糖菓子を添えてどうぞと
おもてなしされてる気分です

通算7冊目
ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?

  • 作者: 古川 日出男
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/04/22
  • メディア: 単行本

サウンドトラック で最初に読んで衝撃と挫折感を味わい
この文書とプロット発想にはかなわない、すげーすげーすげーって
なってからずっとファンで喰らいついて読んできた作家さん

アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ) アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ) はさらに打ちのめされました
現代の千夜一夜物語(大人向けですよw)
ナポレオンが攻めてくるその時代に物語の力で
敵を倒そうとする、これこそ小説の力を小説の中で実現する
入れ子になっているところもまた◎

で、ベルカ。犬たちの血がロシア(ソ連)、アメリカ、日本、中国、カンボジアと
世界をめぐりめぐってつながって、やがてひとつのいのちを生み出すまで
20世紀の争いと人間の身勝手、犬たちのまなざし、
すごい勢いで視点は世界を飛び回り、ズームインしてはフェードアウトし
目が回る、歴史が進む、人は争い続ける、犬たちは走り、繁殖する
一瞬写しだされては消えていくスライドのような小説

通算8冊目
Jの神話

Jの神話 (文春文庫)

Jの神話 (文春文庫)

  • 作者: 乾 くるみ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/11/07
  • メディア: 文庫


イニシエーションラブの乾氏、しかも学園もの!ということですが
最初は学園ミステリーものだと思ったのに
途中から、、、いやこれはこれでこの人らしいのかも
思い込みで読んでラスト裏切られる
そのやれた感がまたすごいのです

通算9冊目
MAZE〔メイズ〕

MAZE(めいず)

MAZE(めいず)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 単行本
これはなんと3時間で読破。
100年生きてみるの回のやつですょ
是非読んでください
皿とか、豆腐とか、もうこのセンスたまんなぃ

通算10冊目
ライトノベルとミステリ続きだったので
主食をいただきました。
繋がれた明日

繋がれた明日 (新潮文庫)

繋がれた明日 (新潮文庫)

  • 作者: 真保 裕一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/07/29
  • メディア: 文庫


ホワイトアウト書いた人、といえばピンと来る人も多いはず。
人を殺してしまった人の、服役後を書いた小説
すごく勉強になった
枠をはずしてみようと思っても
なかなか難しいのが現実で
きっとけえも完全にはできてない
だけどだからこそ、意識して
自分の目に見えている世界を、考え方を、当然とか常識を
もう一回考え直したいんだ
自分の頭で考えて自分の体で獲得したい


******************************************************

あぁ、書いたなぁ。
はじめに書いたのとぜんぜん違うことかいてる
なんでだろうね
同じ本を同じ人間が読んでいて
その感想なのになにが違ってしまったんだろう。
不思議
何時間かの間に
毛絵の中で何かが起きたのか?
何かが変わってしまったんだろうか?
でもおきていることはすべていいことなんだって!
だから大丈夫。


いまはサマーバケーションEPに取り組み中。
これ、本と面白そうな予感
てか井の頭公園で読みたいかも!
さて2月も読むぞう!


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これが読みたい2009!!/1月① [提出箱]

今年の誓い30のうちのひとつ!
本を読む 
読書感想文を書く!の日ですよぉ


ウォッチャーズ〈上〉 (文春文庫)

ウォッチャーズ〈上〉 (文春文庫)

  • 作者: ディーン・R. クーンツ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1993/06
  • メディア: 文庫



ウォッチャーズ〈下〉 (文春文庫)

ウォッチャーズ〈下〉 (文春文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1993/06
  • メディア: 文庫



いわずと知れたモダンホラーのベストセラー作家の一人クーンツです
キングとよりベタ、だけどいつもさわやかであったかい小説を書く
この本に出てくるアインシュタインがあたしは大好きで
実は動物全般、ちょびっと怖い、、、と思っているけぇが唯一
いつか一緒に暮らしてみたいと思っているのはアインシュタインみたいな子ですw
無理か、、、でもそれほど頭良くなくてもいいかも!

言葉が通じる、人を信じる、そういうの当たり前のようでじつは
足りてないのかも
そういうことに気づく1冊だと思います。


三億円事件 (新潮文庫)

三億円事件 (新潮文庫)

  • 作者: 一橋 文哉
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 文庫



初恋 (新潮文庫)

初恋 (新潮文庫)

  • 作者: 中原 みすず
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/07/29
  • メディア: 文庫



新年早々急に気になって読んだ
知りたい、と思ったのがきっかけ
最近いろんな事件があって、ニュースを見るたびに
悲しくて怖くてなんともいえない嫌な気持ちになる
だけどね思うんだ
ニュースってみて知っていろいろ考えたりするけど
それでその後どうなったんだろうとか
調べてみないとそのままになってく
全部通り過ぎていってしまう
そうするしかないことの方がほとんどで
たいていの事件は自分と直接は関係のない「誰か」のことでしかない

そっと自然に忘れていくことが出来る
だけどそうじゃない人もきっといるんだろうな
時間は残酷だし、あたしの容量も限られているだけど
それでもやっぱり考えたり知ったりしたいんだ

それでとりあえず3億円事件
生まれる前に時効になっている事件で
なんとなく聞いたことがあるだけ

2冊、ノンフィクションと小説を読んでみた
初恋、を呼んでもやもや
なんかはっきりしない
もっときちんと裏づけのあるものが読みたい
と思ってノンフィクション物に
でもさらにもやもや
で、思った
そっか解決してないからこういう感想になるのかって
この事件に興味があって調べる糸口やきっかけがあったら
のめりこんでいく気持ちもわかるなぁって思ったよ
もうちょっと読み応えのある事件の小説を呼んでみようと思ってます
お勧めがあればおしえてくださぃ!!



ハゲタカ(上) (講談社文庫)

ハゲタカ(上) (講談社文庫)

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/03/15
  • メディア: 文庫




ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 文庫



新年なので金融小説なんかと思って買って1日半で一気読みしちゃいました
面白い!
真山仁、いい
前に 
虚像(メディア)の砦 (講談社文庫)

を読んだときも面白かったけど
ハゲタカシリーズいいです。
2の下巻で[「to be contnue・・・」ってなっていて続きを読むまでは死ねないですw
アラン~って叫ばないか・・・
でも金融ものって設定とかどんな風に相手を出し抜くかとかね
そういうことの方が面白いんだけど
この小説は出てくる人物の造詣がねけえの好みです
ぐいぐい引き込まれるし裏切られるしニヤニヤしながら読んじゃう
娯楽ですな、単純に気を抜いて読んで楽しめる小説です。

コレに夏目漱石の「こころ」をあいだあいだで読んで(なんとなく)
今は恩田陸の
ネクロポリス 上 (朝日文庫)

の下巻に突入中です

今年は新刊も買うけど
持ってる本全部読み返そうと思うので
それも紹介するね!
面白い本と読みどころをきちんとと耐えられるといいんだけど
結局は読むしかないし、読む人や状況やそういうのでかわってしまうよね
どの季節にその本を読むかで変わってしまうように
そこでその本を開いたかで一緒によみがえるにおいや空気が違うようにね
だからあたしは何回も読むし楽しめる
何回読んでも楽しいし違う発見がある
読書っていいなぁ

あたしはこの体験のよさを知っていて良かった、と思うのでした
とりあえず森博嗣の本はあと5年は出るし
まだ読みたい本リストに30冊は読んでないリストがある!
というわけで何とか前向きになれないときは読書して充電して乗りこえるよ







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春の旅立ち [提出箱]

些細なことだった。
それはそう、ちょっと味付けが薄いとか
洗濯物の畳み方だとか
ちょっと我慢するか自分で何とかできるくらいの
些細なこと。

だけど、だから許せないってことだってある。

あたしは今日、この家を出る。
だれにも見送られず、荷物もほんの少しで
ここからいなくなる。

この決断がいいことなのかわるいことなのかわからないまま
ただいまはひとつのつながりを絶つことでしか
自分がまえに進んでいかない
どうしようもない
だからしかたがない
だれかに賛成して欲しいとは思わないけど
でも今優しい言葉で引きとめられたら
あたしは泣いてしまうだろう
安心してもうすこしここで頑張ってって見ようとさえおもうかもしれない

居場所が欲しい

ただそれだけなのに
それだけのことがかなわなかった
からだはここにあって
こころがどこにもとどまれないまま
いつもでもどこかに行くのだと
思い続けてきた

なら今ここから出かけてみよう
そしていつか許されるなら
ここに帰って来たい

この場所からでることで
やっとあたしは帰る「場所」を
手に入れる




春なのでどこかに行きたい
春なのでとても眠たい

両方とも本当なのであたしは夢を、ミル
取り留めのない空想
いくつかのものがたりの断片

春はいいなぁ

のんびり
ゆっくり
きれぎれに眠る

だれかと自分のすきなものについて
話がしたいです。


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生きること② [提出箱]

前回の記事

生きることって難しい
死ぬことと生きることっていうテーマって重いよね

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生きること。 [提出箱]

生きるとか死ぬとか考えなくても
いま生きてるのに

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あふれる海 降りてくる空 [提出箱]

今日帰りの電車で
横切るように頭を掠めたこと。

人間はいつか死ぬ。

それは避けられない。

底の見えない沼に気づかないうちに
埋まっていこうとしてたのに
急に気づいたみたいに
とってもびっくりした。

死んではいけないとか
傷つけてはいけないとか
言うけど
でも暴力や悪意から
逃げても
どこかで掴まる


もう戦うしかないんだ
きっとこれ以上逃げたら
逃れようのない
終わりにおびえて
きっと眠れないだろう。

うまくいえないけど
なにか死というものに対して
一歩引いて考えていた自分がいて
でももう逃げないで
とりあえず立ち向かって
生きてみようって思ったんだ

別にそれまでがそうじゃないわけではなく
なんでか
急にもっと生きよう
死を見ない不利で避けるんじゃなくて
いつか迎えるものとして

ちゃんと自分のなかにおいてみようと思った

時間が動き出すのかもしれない

きっと止まっていた
安心していた
いや、油断していたのかな?

なんだろう


変なの。

生きる。

その当たり前の日々やっていることを
いちいち考えるあたしはちょっと愉快だ。

でも世界中できっと結構たくさんの人が
それぞれに考えているんだろうな

死の中で生きるか
死を抱えて生きるか
あたしはどっちだろう?


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