ワルクナイ、ヨワクナイ

トモフスキー、という名前で歌ってる
いろんなとこで
チームでひとりで
その人の歌に
『ワルクナイ、ヨワクナイ』（たぶん）というのがあって
あたしはときどき
年に４０回くらいは（かなりだ）
小ささく口を動かして口の中でもごもご歌ぅ。

誰かに誤解されたとき
必要以上馬鹿にされたとき

そう
本当はくやしくて情けない気持ちなのに
テヘっとか
笑ってみせたり、

嘘の自分で
内側が真っ黒になる
どうしようもなく
身体が重たぁくなる

君はどうかね？

きっとあたしは
気を遣っているのだよ
それにパワーを
使ってしまうと
疲れて頭も身体も痺れる
何も感じたくなくなっちゃぅ

なんでこうなのかな
なんでそうしちゃうのかな
だれかに言いたい
だけど分かるよって
言われたらきっと
気持ちはすっと固くなるだろう
そしてそっと一歩後ろに下がるんだろう
つま先が冷たいね

傷つく
そのことが怖いんじゃなぃ
傷ついた
と言うことがどうしようもなく
はずかしくていたたまれなくて
あたしは手のひらにぐっと爪を食い込ませて
にっこりわらいたいんだ

こんなことで
へこたれちゃだめだ
もっともっと強くなきゃダメだ
そんな風に戦ってるつもりでいて
そして
だけど隠して守った分
もろくなった

あたし
別に完璧じゃない
そんなこと分かってる
だから言われて当たり前
だけどいやなことは
いやな気持ちになったよ
いま傷ついたよ
ってすこしなら
静かに感じたまま
言ってもいい時もあるんだ

そういうこと
傷ついてる、弱さを
恥ずかしいことだと
思ってた

思ったことを全部出す必要はないけど
ちょっとくらい自分のことホントニ思ったこと言っていいんだよ

ぼぉーーーくはぁぁあわーるくなぃ！よわくなぃ！のだ！

ワルクナイヨワクナイ↓

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