すごく幸せじゃなくても

時々思うこと。
すごく幸せじゃなくていい
なるべく平和に長生きできたら
そこそこ苦しまずにやっていけたら
なんて

最高じゃなきゃ不幸だと思っていた
今が一番かもしれないのに
満足しないで
いつも明日や次を追いかけていた

自分がどこにたどり着きたいのか
目標が見つからないで
恥ずかしいけど本当にそうだった
結婚、キャリア、趣味、夢、野望
一人ぼっちはイヤだけど
誰か一人とずっと過ごせる自信もない
家族すらどこか遠く関わりがないものみたいに
時々感じるのに
愛を確かめられたらきっとうそがつけない
薄い
なんだかあたしは希薄に生きて
ぺらぺらですかすかな感じで
ほしいものはいっぱいあるのに
どれも選べないままでいたんだ

休日はなんだか
そういう気分になる。
家族で仲良く出かけてるひとたち
きらきら金色の粉がパパって
その人たちの周りに飛び散る
いいな。きれい。あたしもまざりたい



結婚、って言われると引く
けど、今日
けえはけえの家族がほしいんだって
気づいた。
恋愛は愛を試されるけど
家族には愛や絆とかが
無条件に無制限にあって
何にも報いるものではないから
家族

家族ってどうやったらできるんだ？
今だってママと妹は家族なのにね
家族が欲しいって
じゃぁそれはそんな家族が欲しいんだろう？

すごく幸せじゃなくてもいい
当たり前の毎日
入れたてのコーヒーのにおいがする
お日様のにおいがする
安心してあったたかな夢を見れる
明日を疑わない
毎日、何かを得るために戦わなくていい
そういう場所がほしいのにな