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母親から受けた傷と処方箋。 [親の話]

昨日の続き。

コミュニケーション。。。ママとコミュニケーション、、、
なんかねぇ昔からうまくいかない。

けえからみるとさ、ママはねいつも
絶対最後まで話を聞いてくれたことがない。

たとえばね、小学生くらいのころって、学校から帰ってきて
「ママ!聞いてぇ~」って行った瞬間に
「ママぁ~、って(語尾を)伸ばすのやめなさい!!」とか
「手を洗ってからにして!汚い!」とかね
なんも聞いてもらえないうちに
注意されて、聞いてくれなくて
あ~機嫌悪いのかなぁ、忙しいから?とかって思ってたのよ。
自分が話しかけるタイミングが悪いんだって
で懲りずに怒られても聞いてもらえなくてもずっと
聞いて~っていってたんだよね
けど大きくなってもママのそういう態度はあんまり変わらなくて
とうとう中学生くらいのとき
もっとちゃんと聞いてほしいって思って
さえぎられても、注意されても
キレないで最後まで話してみようと決意したわけさ。

けえ:「何でママはさ、けえの話をね聞く前に何かしら注意するわけ?」
ママ:「なにいってんのいつだって聞いてあげてるでしょ?」
けえ:「てゆうかぁ~、ママはさいつもね。。。。」
ママ:                 「てゆかっていうのやめなさい!!みっともない」
けえ:「。。。ほら、そうやってさえぎられることが多いんだけどぉ」
ママ:「だからどぉ~ってのばすのはやめなさい」
けえ:「わかったよぉ、じゃさ、直すからさけえの話聞いてほしいんだけどいい?」
ママ:「言っとくけどママはけえちゃんのはなしをいつもちゃんと聞いてるよ?」
けえ:「聞いてないよ」
ママ:「なんでよ!いつもきいてあげてるじゃないなんでそんなこというわけ?」
けえ:「何でかというとねあのね~って言って『あのねぇ~』って伸ばしたことを注意するでしょ?」
ママ:「うん」
けえ:「で、解ったって言うじゃない?」
ママ:「うん」
けえ:「その後にいうことないの?」
ママ:「なにが?」
けえ:「じゃさ、けえがあのねって言っていた後にナニ話そうとしてたのか気にならない?」
ママ:「ナニを話そうとしてたの?」
けえ:「いまさこういう風に聞かれてけえに聞いてるだけで実際には聞こうとする姿勢が
    ママにははけてると思うんだよね、正直。その点どうょ?」
ママ:「あんたあたまおかしいんじゃないの?親に向かって聞く口じゃないでしょ?」
けえキレる。。。。

これ中2の時の日記のまんまw
うははうける、あほな会話。けえも子供だけど
ママは大人なのになんでうまく話を聞かないんだろうね~と思う。
なんで「じゃぁ今聞くからはなしてごらん」って言ってくれなかったんだろ
それかそのときは無理でも次のときに注意したあとに、
ナニを言おうとしてたの?って一回でいいから聞いてほしかったのに
あたしは聞いてって言わなくなった。

話そうとするときにこっちが「。」までいうまえに
全然関係ないことを言われる。
それでも話そうとするとさらに関係ない注意が飛んでくる。
あたしが話そうとする出鼻をくじかれるんだよね。
注意したいのはわかるよ。
でも毎回同じ注意の仕方で直らないなら
やり方変えるとか、なんでそういう話し方するか聞くとかね
もっとやり方があったはずなのにね。
けえはさ今人にものを教える立場だからそういうことを考えるのかも
しれないけれど
やっぱり親は親で成長を望んではいけないんだろうか?
年をとったって、体力が落ちたって絶対心は成長するし
人間は変わろうと思えば変わることができるのにね
なんでけえの話にいらいらいするのか
その原因をちょっと考えてみればいいのに。


ママからすると、けえはなんにも話してくれないって言う。。。
どうせ話してくれないんでしょ?!もういいわよ!!
って怒鳴るときのママは苦しそうだから
なんでそう思ったの?
そうしてそう決め付けるの?ってきくと、どうでもいいでしょ?!って怒る。

ママは絶え間ない混乱の中にいるのだと思う。
自分を客観視できないんだとおもうよ。
いまでも人からどう見られるか、どう思われるかで
行動して、後悔して、浮かれて利用されたりとか
よくだまされるしね。。。( ̄へ ̄|||) ウーム

でも、こうやって書いていると、けえも似ているところはあって
それは否定できないことで
自分の弱さを許すように、あたしは母親を許そうと思うのだ。
許す=認める
だよね。
知る。
そういうことなんだ、そういう人なんだということを知る。
受け入れる。
ママは、けえを生んで育てた時点で
あたしの存在を許して、認めてしまったことになる。
じゃぁ、けえは?

すごくかわいい人。そして、一番深く、けえを傷つける人。
今まであたしはママのことを人に話すとき
とてもいいものであるかのように
かわいいところだけを都合よく話してきて
あたしを傷つけたママをあたしは誰にも話さなかった。

だけど、ここにね正直に書くことで
あたしはこういうひどいこともできる人間から生まれて
こんなことを言われて育ったんだっていうことも
きっと大事なことなんだと思った。

ママのこと絶対嫌いになんかなれないよ。

人間はいつか死んで、消える。
死んでいなくなった人間はあらゆることで許される。
なら、死んでしまう前にこっちからいろんなことをほどいて
カチコチになった恨みや、憤りをそうにかしなくては
いけないんだと思う。
誰かの死をもって終わりに出来る苦しみ
いや、終わりに出来るならいいんだけど。

ママがあたしを産んだという事実だけがあたしをここにとどまらせる。
あたしはこれからもいちいち母親の言葉や態度に
傷ついて、自分を卑下し、追い詰めるだろうけど
それでもこの母親を捨てることは出来ないんだ、と決めている。
だけど、生きていればそれ以外のことにだって
いやな思いはするし、自分を情けなく思う事だってあるから
これだけじゃないんだ
母親だからこうしてほしいなんて、あたしの勝手な理想だった。

近くにいるから、大きくなる。
視野がそこに限って狭くなる。

なら、自分が変わればいいんだ。
って、やっぱりここに帰結するなぁ。
まだまだ努力も修行も足りないけえでした。



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コメント 6

ブタゴリラ

最後に達した答えがきっとけえちゃんを大きくすると思うよ。
人と人の関係は
思いやりの上でしか成り立たないし、うまく伝えたいことも
どんなに努力しても半分も伝わらないもの。
大人はそれ以上、大人にはなかなかなれないもの。
子供は気付かないうちに大人へと育つもの。
でも大人にとって子供はいつまでも子供のままであること。
過去の価値観と重なると、どうしても埋まらないギャップは出てくるものだものね。
うまく言えないけれど、結局は「思いやり」をもって接していく以外に
関係は築けないものだろうから、溜め込まずに歩いていかんきゃ。。ですね。
by ブタゴリラ (2005-07-20 02:09) 

ke_co_ltd

ぶたごりらんのコトバ
そっとそのまま自分に取り込んで
栄養にします。
by ke_co_ltd (2005-07-20 20:35) 

ぶーすけ

自分のこと書かれているのかと思った・・・私の子供もきっとけえちゃんのように思ってると思う・・・反省しました・・・ごめんなさい。明日から、風ちゃんの話をいっぱい聞くよ。
by ぶーすけ (2005-09-03 02:58) 

ke_co_ltd

>ぷーすけしゃん
いらっしゃい!!読んで思い当たるなら大丈夫
ここであやまらないで
風ちゃんにだいすき、いっぱいおはなししよって
してくらはぃ^-^
ちなみにあたしは聞いてもらえないから
どうしたらあいてはあたしのはなしを聞くのか考える機会を得たと思う
風ちゃんも自分なりに考えてせいちょうしているとおもいますよ!
by ke_co_ltd (2005-09-03 13:50) 

ぶーすけ

ありがとう。たくさん話を聞くように心がけてたくさん話ました。風ちゃんの顔を見て改めて、『こんな表情もするんだ~』ときがついたよ。子供が話すとき表情がコロコロ変わるのを見て子供のかわいらしさがうらやましく思った日でした。親の知らないところで子供もいろいろ考えて成長するんだね。
by ぶーすけ (2005-09-04 00:55) 

ke_co_ltd

ぷーすけさん!こんにちわ!
さっそくの実践、すごいすごいです!
小さいころにきちんと最後まで全部話を聞いてくれる人の存在は
すごく大きいと思う。けえにとてそれはパパでした!
お父さんの胡坐の中に座っていっぱいなんでも話したころ
思い出すとすごく安心できて、あったかい記憶です。
だからいまもうしろからハグされるのに弱い。。。w

>子供が話すとき表情がコロコロ変わるのを見て
子供のかわいらしさがうらやましく思った

うふふ。話をしている相手は自分の鏡です。
風ちゃんの話に頷いて、笑って、困った顔をして
ぷーすけさんも一緒にクルクルいろんな顔を子供に見せているんですよ。

よかったですね!
by ke_co_ltd (2005-09-04 14:09) 

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